祇園祭鉾建て(その2)

鉾建てはご存知のように、釘は使わず、職人さんが柱を縄で編みながら木槌で叩きながら締めて、固定していました。柱には「丑寅」「未申」や「東」「西」等、記号が印されています。縄の締め込みが均等でないと、巡行の時に揺れたり軋んだりするので、鉾の上に乗るのも、結構怖い(弾みで振り落とされそうになる)ということでした。

鉾によって、宮大工の棟梁一家であったり、とび職の棟梁の一家が担当されていたり、人数もさまざまでした。編み方も微妙に異なり、強度もさることながら、美しさも違っていました。

見学していた鶏鉾の鉾を起こす作業には、長刀鉾の棟梁が指導にこられていて、小道具の使い方一つ一つから、説明されていました。作業のマニュアルはすべて、頭の中にあるようで紙にかけない、感覚というものがあるようです。

 人の背丈より大きい車輪。車軸(真ん中の写真)にこれを取り付け、何トンという重量の鉾を支え、動かすのですね。右の写真は長刀鉾、縄の編み模様だけでも綺麗でした。

 

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